こんにちはマツロウです.
この記事では,”靴下考” と題してランニング時に使用する靴下について考えてみたいと思います.

マツロウがランニング時に使用している靴下は,何を隠そうダイソーの100円靴下です.過去には別の靴下を使っていたこともあるのですが,ある時ダイソー製品を試してみたら,悪くない.

それ以来,ランニング用の靴下はダイソーで購入することに決めています.とはいえ,100円なら何でもいいというわけではなく,”これ”と決めた商品をリピートしているのです.

皆さんはどのような靴下を使用していますか?

ランニングギアとしてはちょっと影に隠れた存在,靴下について考えてみます.

そもそも,靴下は必要か?

マツロウは幼い頃から,靴を履くときには靴下が必須だと思ってきました.”靴を直穿きすると足が臭くなる”とか,”靴下を履かないと靴擦れを起こす.”と脅されて育ってきました.大げさ

でも,世の中には靴下を履かずに靴を履く選択をしている人も一定数いるのも事実.ぱっと思いつくのは石田純一氏ぐらいですが….古いか?

マラソン界隈においても,靴下を履かない”シューズ直穿き派”は一定数存在するようです.といっても,マツロウは見たことがありません.よってマツロウにとっては,”シューズ直穿き派”は都市伝説や幽霊の類と同じです.

まぁ,ランニング中にすれ違うランナーやレース参加者の靴下を逐一チェックはしないですから,本当は近くにいたことはあるかもしれませんが….ベアフット系の極薄シューズやサンダル系はまた別カウントで.

とにかく,”靴下をはく派”が圧倒的大多数ということで皆さん異論はないのではないかと思います.

なぜ,靴下を履くのか? 求める機能・性能は?

そうは言っても,履くからには何らかの理由やメリットがあるはず.あまりにも履くことが当たり前すぎて考えたことがなかったので,あらためて”靴下の意義”を考えてみました.

靴下の意義
  1. 靴擦れの防止
  2. 吸汗,吸湿
  3. シューズの汚れ防止

こんなところでしょうか?

では,靴下に求める機能・性能はどうでしょう.

靴下に求める機能・性能
  1. 擦れないこと
  2. ずれないこと
  3. 履きやすさ,脱ぎやすさ
  4. 耐久性 (コスパ)がいい
  5. 速乾生地であること
  6. 匂わない (消臭/防臭機能)

マツロウ的にはこんな感じです.下に行くほど優先度が低くなり,あれば越したことはないぐらいになります.現実的にはコスパが意思決定の殆どを占めているかも…

逆にこれらをクリアしていれば,5本指とかアーチサポートなどの機能は特に求めていません.これまでに靴下関連のトラブルを経験していないので,どちらかと言えば靴下選びに無頓着なタイプだと思います.

ランニング用靴下をどう選ぶのか?

靴下選びにおいて,本来であれば装着感やずれないことが大事だとは思いますが,試着はハードルが高いので一般的には試着せずに選ぶ事になると思います.試着してランニンなんてほぼ無理ですね.

そうすると,速乾生地だったり滑り止めがついているかなどの情報で選ぶ.装着感やずれの問題が出たら,その製品は二度と買わない.次の製品を試す.お気に入りや不満のない商品が見つかれば,それをリピートする.

市民ランナーだとこんな選び方でしょうか?

ブログ的には.”ランニング 最強の靴下はこれだ!”とか”サブ4するならこの靴下を買え!”とか言えちゃうとキャッチーでいいのでしょうが,「そんなモン知らんし,人によってちゃうやろ.」というのが本音です.のっけからキャッチーな方向性は諦めているブログですので悪しからず(笑)

道具選びも趣味の一部ということで,ゆっくり回り道しながら自分なりのベストを探せばいいのではないでしょうか? ランニングが上達すれば求めるものも変わるかもしれませんしね.

マツロウはDAISO 靴下

偉そうなことを言ってしまいましたが,マツロウの靴下探しの道のりはそんなに高尚なものではありません.「とりあえず安いし試してみよう」ぐらいで使い始めたのが,ダイソーの『GRIP SOCKS (紳士ソックス 1241)』でした.

「マジで? ダイソー? 大丈夫?」と言われそうですが,大丈夫です.マツロウにとっては十分な性能・機能を有しています.ちなみに普段のランニングはもとより,過去出場した4レース(ハーフ:2レース,フル:2レース) 全てでこのソックスを着用しています.

という感じであまり真面目に選んでないので商品レビューを書くというほどではないのですが,ブログの機能テストも兼ねて商品レビューを…(笑)

GRIP SOCKS [紳士ソックス 1241] |DAISO
総合評価 :4.5

100円ショップのDAISOから販売されている靴下.マツロウは2024年から愛用し,普段のランニングからレースに至るまでランニング時は常に着用している.値段は100円(税抜,2025年10月現在).無地,カラー,甲メッシュなど派生品多数.

いいところ
  • 生地の耐久性が高い
  • 足裏滑り止めの耐久性が高い
  • 値段が安い
  • 通年,安定して手に入る
微妙なところ
  • 速乾生地ではない
  • サイズ展開が25~27cmの一択

マツロウのシューズサイズは26.5cmで,GRIP SOCKSはジャストフィットです.ランニング中に脱げたりズレたりということもなく,縫い目が擦れたりなどのトラブルもありません.

耐久性も十分です.2024年の春から3足を使い回す形で使用していて,ランニングにはこの靴下しか使っていません.2025年10月現在でも現役です.先日の『第18回萩・石見空港マラソン全国大会』で1足に穴が開いたのが初の戦線離脱者でした.それも,足の爪を切り忘れたという情けない理由…

多少雑に扱っても伸びたりしないので,マツロウのような大雑把な性格でも扱えます.

足裏の滑り止めも実用十分です.使用するにつれグリップ力が低くなるのは避けられないのですが,生地から剥がれてなくっなってしまうことは無いです.以前はUNIQLOのソックスを使っていた時期もあるのですが,そちらは早々に滑り止めが剥がれ落ちてしまいました.UNIQLOさん.3倍の値段ですが,それでいいですか?

そしていちばん大事な点,安い!(笑)

速乾生地ではない,防臭/消臭生地ではないところが条件に適合しないのですが,出張先で手洗いで部屋干しするような条件でもなければ気になりません.あと,サイズ展開が一択なので,人によってサイズが合わないということはありそうです.

靴下も大事なランニングギア

ランニングをする上でシューズ選びに時間と労力をかけるのは一般的ですが,靴下となるとこだわりがあるのは一部のランナーだけかもしれません.でも,靴下も大事なランニングギアの一つだと思います.

普段のランやレースにおいて足のトラブルに悩まされている人は,一度 靴下を点検してみるのもいいかもしれません.必ずしもブランド品や高額な商品である必要はないと思います.自分が満足できる一足を求めて,イロイロと試してみる.これも市民ランナーの楽しみ方だと思います.

靴下選びの際にこの記事をふと思いだしていただいて,視野や選択肢が広がれば記事を書いたカイがあるというものです.絶対思い出してくださいね!?(笑)


この記事はここまでです.
お読みいただきありがとうございました.また,次の記事でお目にかかりましょう.

皆様の充実したランニングライフを願って.
|マツロウ