こんにちはマツロウです.
またしても嬉しいニュースが飛び込んできましたので,記事にしてしまいました.

マツロウもエントリーしている,『みえ松阪マラソン 2025』の話題です.

みえ松阪マラソン2025のエントリー数は計11,909人

夕刊三重電子版YoMottoが報じたところによると,『みえ松阪マラソン2025』のエントリー数はフルマラソンが10,111人(定員10,000人),ファンラン 666人(同1,500人),ウオーク1,132人(同1,500人)で計11,909人だったとのことです.

おめでとうございます.

総数ベースで過去4大会で最高のエントリー数だそうです.

『みえ松阪マラソン』は2022年が初開催で,2025年大会で4回目の若い大会ですが,初年度からランナーの評価・口コミもよかったようです.着実に知名度をあげている証左ですね.

過去大会のエントリー数

『みえ松阪マラソン』の年度別エントリー数をまとめてみました.ソースは大会公式サイトならびに夕刊三重電子版YoMottoです.

2022年大会はフルの他にニクの部(2.9km),ジュージューの部(10km),応援ウオークの種別が設定されていましたが,2023年以降は現在の種別に落ち着いているようです.

『みえ松阪マラソン』 年度別エントリー数 ( )内は定員 |マツロウ調べ
フルマラソンファンラン健康ウオーク
2025年 (R7)10,111
(10,000)
666
(1,500)
1,132
(1,500)
2024年 (R6)9,239
(9,000)
629
(1,500)
792
(1,500)
2023年 (R5)7,525
(8,000)
599
(2,000)
726
(1,000)
2022年 (R4)7,517
(7,000)

元々,大会を開設するにあたって『1万人大会を目指そう』(竹上市長談)というところから始まったようですし,開催を重ねるごとに着実にステップアップしてのフルマラソン一万人超えです.

おめでとうございます.

実はものすごいポテンシャル?

この話題を聞いたとき,正直に言うと「そりゃそうだよな」と思いました.だって,この『みえ松阪マラソン』はとてつもないポテンシャルを持っているのです.

なんと,大阪・京都・神戸方面,名古屋方面から(条件によって頑張れば)日帰りが出来てしまう立地とアクセスのよさを兼ね備えているのです.ちょっとチートじゃない??

いや,もちろん運営やスポンサーの皆さんの努力あってこそです.このポテンシャルをしっかりと活かしている運営が素晴らしいと思うのです.

大会の評判も概ねよい.何ならトンネルイルミネーションなんてアイデアを実現して,4大会目にして既に代名詞とも言えるような存在になっている.普通の大会ならトンネルはランナーからは不評ポイントになりがち(応援がない,暗いなど)ですけどね,それをアイデアで跳ね返すという.

そして,大会を経るごとに少しずつ定員を増やしている点も好感が持てます.というかすごく戦略的なのでは?

いきなり1万人定員とかで始めて運営がゴタゴタして低評価に.”新設時はブーストで定員が埋まるけど,3,4年経つと定員割れ”なんてのはザラにありそうなストーリー.失敗学の教科書にでも載りそう.(笑)

でも,7,000人から始めて,運営が慣れるのにあわせて1,000人ずつキャパをあげて四年目に1万人到達.すごい戦略的な気がするのはマツロウだけでしょうか?こういうのって言われればその通りなんだけど,意外と実行するのは難しいはず.初年度から「1万人いけるでしょ!エイ,ヤー,トー!」みたいな.(笑)

ファンランの伸び悩みが気になる

一方で苦戦しているのは短距離種別.ファンランと健康ウオークは4大会連続で定員割れ.

こちらはちょっと厳しいですね.特にファンランは充足率が50%を下回っていて,前年比でも微増に留まっている.

ランナー目線でいくと,遠征をするのはせいぜいハーフマラソンまで.それ以下の種別はよほどの理由がない限り遠征の対象にはなりにくい.俄然,短距離種別は地元民の参加頼み.

実質的に松阪市の公共事業で”市民の健康増進”的な開催目的も含まれ,裾野拡大の意味も込めてファンランや健康ウオークのような種別も大切なはずです.ただ,1,500人の定員は現時点では達成は難しいみたいですね.

特にファンランは5kmという距離もあってある程度以上のランナーには選ばれなさそうですし,エンジョイラン目的でもちょっと距離が短いと思われてるのでしょうか?健康ウオーク(7km)のほうがエントリーが多いのは興味深いです.マツロウは歩くと膝関節が抜けるので7km歩くのは無理ですが….走るのは全然行けるのに(苦笑)

とはいえ,ハーフを同時開催するのは難しいでしょうし,過去にあった10kmがなくなっていることを考えてもあえて5kmにした理由があったのでしょう.ここは思い切って,距離ではない部分での差別化が必要かもしれません.

フルマラソンは18才以上の制限があり中・高生は出場できないことや,5km程度だと体調不良などのリスクも低そうですからニク(肉)にちなんだ仮装レースにするとか(あくまでランナーの自己責任で!)ファン感をより押し出すことで差別化できるといいかもしれません.素人考えですのでツッコミはお手柔らかにお願いします.

気分が盛り上がってきましたね

参加するランナーとして,開催が迫るにつれて気分が盛り上がってきましたね.1万人ものみなさんと一緒に走ること.松阪の街を巡り,地元の方々の応援の中で走ること,すごく楽しみです.

誰でもない”いちランナー”のマツロウですが,参加できることを楽しみにしています.

あ,

ちなみに『松阪マラソン2026』向けに,キャッチコピーを考えてみました.

マラソンッ!
オブ ザ ミート
バイ ザ ミート
フォー ザ ミート
(“Government, of the people, by the people, for the people.”のゲティスバーグ演説風に…)

どうですか? 今なら松阪牛とちゃちゃも汁で手を打ちますぜ. (揉み手)
しょーもないこと書いてすみません.(汗)


この記事はここまでです.
お読みいただきありがとうございました.また,次の記事でお目にかかりましょう.

皆様の充実したランニングライフを願って.
|マツロウ